ANK療法の治療実績は、2001年創業以来のケースにおいて、2024年3月末時点、3663例となっております。
部位別では、以下の通り、ほぼ、あらゆる部位に及んでいます。
2024年3月31日現在
- 肺がん
- 509
- 大腸がん
- 471
- 乳がん
- 366
- 膵臓がん
- 349
- 胃がん
- 333
- 子宮がん
- 173
- 肝臓がん
- 164
- 食道がん
- 156
- 前立腺がん
- 152
- 卵巣がん
- 148
- 胆道がん
- 124
- 悪性リンパ腫
- 102
- 膀胱がん・尿路がん
- 76
- 口腔がん
- 50
- 腎臓がん
- 49
- 咽頭がん・喉頭がん
- 45
- 白血病
- 43
- 脳腫瘍・骨髄腫
- 29
- 皮膚がん
- 21
- 頭頚部のがん 脳・口腔以外
- 18
- 胸腺がん
- 16
- 甲状腺がん
- 15
- 小腸がん
- 11
- 多発性骨髄腫
- 4
- 肉腫
- 69
- 多重がん
- 109
- その他
- 60
-
- 100
- 200
- 300
- 400
- 500
(人)
※その他は、中皮腫、腹膜、後腹膜腫瘍、神経芽腫、副腎、
性腺外胚細胞腫、偽粘液腫、神経内分泌腫瘍、原発不明
NK細胞は、「活性が高ければ」これまで、傷害しないがん細胞はみつかっていません。
(活性が下がるほど、傷害しないがん細胞のタイプが増えてきます) 実際、ANK療法は、がんの部位やタイプを問わず、どのようながんにも適用できます。
十分な血液さえ採取可能であれば、原則、治療は可能です。
例外として、NK細胞は脳内には入り難いため、脳腫瘍や他の部位を原発とするがんの脳転移の場合、ANK療法単独で実施することはありません。手術や放射線(ガンマナイフやサイバーナイフなど)治療の後、概ね半年程度は、NK細胞が脳内に入りやすい状態になっていると考えられており、ANK療法実施可能となります。また、血液中にがん細胞が存在するタイプのがんの場合、あまりに、がん細胞の数が多過ぎる(血液中の存在数)場合は、一度、殺細胞剤などで、がん細胞の数を減らしてからでないと、ANK療法の培養ができない場合もあります。ある程度の数ならば、そのままANK療法の培養を行い、培養中に、培養器の中に混入してくるがん細胞を全滅させることが可能です。これは、他の免疫細胞療法には真似のできないANK療法だけの特徴です。
ANK療法の治療実績は、概ね、各部位のがんの発生比率に応じたものになっていますが、肉腫やATL(成人T細胞白血病)は、実際の発生比率よりも、極端にANK療法受診比率が高くなっています。これは、標準治療が最初から奏効しにくいため、ANK療法を受診され、著効となられた方々の口コミが伝わりやすい等の事情があるようです。